1-9月期のGDPは41兆9908億元であり、実質7.4%の成長となった。1-3月期は7.4%、4-6月期は7.5%、7-9月期は7.3%である[1]。第1次産業は3兆7996億元、4.2%増、第2次産業は18兆5787億元、7.4%増、第3次産業は19兆6125億元、7.9%増である。第3次産業のウエイトは46.7%であり、前年同期比で1.2ポイント高まり、第2次産業より2.5ポイント高かった。前期比では、1.9%の成長となった[2]。 これを寄与率でみると、最終消費は48.5%(前年同期比で2.7ポイント高まった)、資本形成総額は41.5%、純輸出は10%である。
(1)物価 ①消費者物価 9月の消費者物価は前年同期比1.6%上昇し、上昇率は8月より0.4ポイント減速した[3]。都市は1.7%、農村は1.4%の上昇である。食品価格は2.3%上昇し(8月は3.0%)、非食品価格も1.3%上昇(8月は1.5%)している。衣類は2.4%、居住価格は1.6%上昇した[4]。
(参考)12月2.5%→1月2.5%→2月……
田中 修