コラム概要 日本企業が海外駐在員を派遣する場合、任期は通常3~4年。これはゼロから適応して一定の成果を出すには、かなり厳しい短期間です。そこで、同じく短期間での成果が求められるチームスポーツのプロ監督に、着任早々押さえるべき三つの要点を学んでみましょう。三部作の二回目です。<一回目記事はこちら> 【1,496字】
小島註:この元原稿を書いたのは2014年7月頭です。
時が過ぎるのは本当に速いですね。本場ブラジルの開催で盛り上がったワールドカップもすっかり過去の話。駐在員としての任期も、きっとあっという間に過ぎていきます。ということで、プロ監督に学ぶ着任早々の要点、続編です。
●着任早々に押さえる三つの要 ①目標や意図の明確化 ②外野のコントロール ③規律の徹底
前回は「①目標や意図の明確化」を説明しました。独り相撲で自滅しないためにも、改革時間を確保するためにも、経営者の……
小島 庄司