コラム概要 日本企業が海外駐在員を派遣する場合、任期は通常3~4年。これはゼロから適応して一定の成果を出すには、かなり厳しい短期間です。そこで、同じく短期間での成果が求められるチームスポーツのプロ監督に、着任早々押さえるべき三つの要点を学んでみましょう。三部作の最終回です。(一回目記事はこちら、二回目記事はこちらからお読みいただけます) 【1,510字】
小島註:この元原稿を書いたのは2014年8月頭です。
サッカー日本代表の新監督就任が発表されました。「次の四年」はすでに始まり、すごい速さで流れていくことでしょう。今回は、そんな短期勝負に生きるプロ監督たちの着任早々の要、最終回です。
●着任早々に押さえる三つの要 ①目標や意図の明確化 ②外野のコントロール ③規律の徹底
三つ目は「規律の徹底」。新監督の規律徹底は、メディアでも取り上げられることがありますよね。
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小島 庄司