2015年3月10日、国家発展改革委員会と商務部は「外商投資産業指導目録(2015年改正版)」(以下「2015年版「投資目録」という)を正式に公布し、「外商投資産業指導目録(2011年改正版)」(以下「2011年版「投資目録」という)と入れ替えた。「投資目録」は中国政府が外資の直接投資を管理する主要文書であり、外商投資産業を奨励類、制限類、禁止類(「投資目録」に記載された以外は許可類となる)に明確に区分し、且つ特別な業種については外資の持分比率規制および中国企業との共同経営に関する要求を定めている。2015年版「投資目録」は六度目の改正であり、過去の改正の中でも規模の大きなものでもある。
一、2015年版「投資目録」の改正原則
今次改正では主に以下の四つの方面の原則を遵守している。
1.開放を積極的、能動的に拡大する。第一、第二、第三次産業の開放の更なる推進、サービス業および一般製造業の開放の重……
邱奇峰