コラム概要 保全部隊と言えば、社内でも名うての職人集団。なかなか組織的な業務展開に馴染みません。これで腕が超一流ならまだしも、自意識だけが一流だったりすると、自社の生産性を高める上でボトルネックになりかねない。今回はそんな保全部隊を鮮やかに変革させた事例です。 【1,583字】
——————– このコラムで過去に『プロスポーツの監督に学ぶ』シリーズを書きました。ちょうど、サッカーの日本代表監督が決まった時期でしたが、その後の経緯は皆さんご存じの通り。1年持ちませんでした。次の監督は1年更新で、との報道を目にしましたが、1年で結果を出すのは至難の業ですよね……(この元原稿を書いたのは2015年2月です)。
これを読まれているのは中国駐在の方が多いと思いますが、皆さん赴任されて何年目ですか? 残り3年あればたいていの改革は定着まで可能です。残り2年あれば、人事制度の見直しや組織の新陳代謝など改革の……
小島 庄司