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はじめに  7－9月期GDPの発表を10月19日に控え、李克強総理は10月13日に一部省（区・市）責任者経済情勢座談会、10月16日に金融企業座談会を開催した。本稿では、各座談会の概要を紹介する。 １．一部省（区・市）責任者経済情勢座談会（10月13日） （１）出席者 ①政府：李克強総理、劉延東・汪洋・馬凱副総理、楊晶・王勇国務委員 ②地方政府側報告者：天津・上海の両市長、江蘇省・浙江省・安徽省・湖北省・雲南省の各省長、広西チワン族自治区主席 （２）地方政府側の認識 今年に入り、内外経済情勢は錯綜し複雑で、リスク・試練が増大しているが、党中央・国務院のコントロール政策はタイムリーに力を発揮し、改革は不断に強化された。各地は圧力に耐えぬいて実際的な施策を打ち出し、ブレークスルーを追求した。わが国の経済は、総体として平穏な発展を維持し合理的区間にあり、一 部指標の変動は、経済が好転しているというファンダメ……

田中　修