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はじめに 1月20日、李克強総理は国務院特定テーマ会議を開催し、今年の重点政策を検討し、重要講話を行った。会議には、張高麗・汪洋・馬凱各副総理、楊晶・郭声琨[1]各国務委員が出席し、国家発展・改革委員会、工業・情報化部、財政部、住宅・都市農村建設部、人民銀行、国有資産監督管理委員会等の責任者が報告を行った。本稿では、会議における李克強総理の重要講話の概要を紹介する。

1年の政策をしっかり行い、スタートの歩み出しにしっかり取り組むことは極めて重要である。 現在、世界経済が低迷し、国際大口取引商品価格の下落がなお続き、主要経済体の動向が引き続き分化し、マクロ政策調整が新たな不確定要因をもたらしていることの、わが国経済発展に対する影響はなお深刻である。 我々は、直面する困難・試練とリスクについて十分推し量り、憂患意識を強めなければならない。同時に、わが国経済発展の基本態勢が依然として好転……

田中　修