報道によると、上海最初のゴルフ場・上海国際カントリーゴルフクラブは先週土曜日(3/19)に強制的に取り壊された。大量の武装警察と見られる人員が列をなしてゴルフ場に現れ、掘削機、ショベルカーなどの大量の装備でゴルフ場に入り、フェアウェイ、ハザードの取り壊しを行った。
情報によると、上海国際カントリーゴルフクラブは「中華人民共和国水質汚染防止法」の関係規定に違反しており、上海市青浦区人民政府によって、2015年5月31日を期限とする取り壊しを命じられていた。しかし、ゴルフ場は取り壊しをせずに、上海市第二中級人民裁判所に行政訴訟(結審はしていない)を起こした。「行政訴訟法」第56条の規定により、行政訴訟期間中は原則として、行政処罰措置の実施を停止しないとしているため、報道で伝えられている強制的取り壊しが発生したわけだ。
本件について、筆者がゴルフ場、現地政府にそれぞれ確認した結果、前述の情……
邱奇峰