2016年2月11日、インドネシア政府は、約2年ぶりとなるネガティブリストの改正案を発表した。近年、インドネシアは外資規制を強化してきたが政権交代以降一転し、外資規制を緩和して経済成長を後押ししたい意向だ。 今回、輸送業、卸売・倉庫業、冷蔵保管業、農業、レストラン業、映画館など64業種について改正し、そのうち、レストランやスポーツ施設、映画産業を含む35の業種はネガティブリストから除外する方針だ。尚、正式な公布・施行はこれからとなる。 主な改正点は、下記の通り。
◎規制が撤廃される業種
改正前 改正後(予定) 冷蔵保管業 33% 100% バー、カフェ、スポーツ施設、映画、クラムラバー産業など 49% レストランなど 51% 製薬業など 85% 高速道路事業など 95% eコマース 外国投資禁止 100%、但し投資額1,000億ルピア以上。 投資額が満たない場合は49%……
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