上海市政府は、2016年3月21日、養老保険・医療保険・失業保険の保険料率の水準をさらに引き下げると発表した。
保険料率の合計は45.5%から43%となり、2.5%低下した。新しい保険料率の基準は、今年の1月1日より実施される。社会保険料率の引き下げは、現地企業にとっても非常によい影響を齎すと考えられる。今回の引き下げは、企業が納める部分に直接関わるものであり、今回の調整後、上海企業の2016年度の保険負担額が、約135億元減少すると見込まれている【①】。
– 調整前 調整後 基本養老保険 29% 28% 基本医療保険 13% 12% 失業保険 2% 1.5% 労災保険 0.5% 0.5% 生育保険 1% 1% – 合計45.5% 合計43%また、上海市人力資源・社会保障局は、公式HPにおいて、新しい保険料率は2016年1月1日から開始し、1月1日から現在に至るまで企業が余分に支払った社会保険費について……
王穏