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コラム

CAAT(コンピュータ利用監査技法)を使い始めて (第4回)

川島 肇

2017-12-04

前回から少し間隔が開いてしまった事もありまして、今回は現在におけるCAATのトレンドを紹介する事でワンテンポ置き、再スタートしたいと思います。

前回までに説明してきたヒストグラムやバブルチャートは、監査ソフトの分析アプリを利用して取得したテーブルデータをグラフにより視覚化するものでした。ヒストグラムではデータ項目の分布を視覚的に把握する事を容易にし、異常値の発見やデータの集中する様子を「見えるか」しました。又、バブルチャートでは縦軸と横軸で交差する座標を点ではなくバブルという大きさで表示する事で、3つのデータを2次元のチャート上で表現しました。これらの作業は、分析アプリの使い勝手が格段に進歩した事により、内部監査人やリスク管理責任者などがソフトをインストールすれば手軽に利用できるようになりました。

しかし、この分析した報告書が如何に素晴らしい報告書であっても、会社の経営層や管……

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川島 肇

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