組織老化について書いた自分の文章を読み返してみたら、2016年の夏に「弊社にとってこの下半期は、中国と日本の二拠点体制をスタートさせる(ちょっと大げさですが)歴史的転換点です」と書いていました。実際、2017年に日本法人を設立することになります。その後の事業の広がり方やチームレベルの変化を考えると、歴史的転換点というのは大げさではありませんでした。
そしてこれを書いているのが2020年の初夏。コロナ禍に迫られてセミナーや講座などを一気にオンライン化、書籍(「中国駐在ハック」日経BP社)も出しました。これもまた弊社史的には歴史的な転換点です。
新しい挑戦を続けることは、私たちのチームの「老化防止策」でもありますので、これからも様々な変化や課題に直面するたび、新たな刺激や挑戦を積極的に楽しみたいと思います。
アジア現法の共通四課題(人と組織)□経営の一貫性の谷:短任期で継承できず……小島 庄司