はじめに 1月20日、李克強総理は国務院全体会議を主催し、「政府活動報告」、「第14次5ヵ年計画と2035年長期目標」要綱(草案)を討論し、各省・中央国家機関関係部門への「意見徴求稿」を決定した。本稿では、会議における李克強総理の発言の概要を紹介する。
国務院が全人代に活動を報告し、人民の監督を受けることは、憲法が規定する重要な職責であり、政府機能の不断の向上を促進することにとって極めて重要である。 「報告」と「要綱(草案)」をしっかり起草するには、各界の意見を広範に聴取し、大衆に策を問い、人民に要望を問い、コンセンサスを凝集し、自信を増強し、発展を推進する強大な合成力を形成しなければならない。
過去一年は、極めて特殊で、極めて平凡ならざる一年であり、新型コロナ肺炎疫病、世界経済の衰退等、多重のめったにない深刻な衝撃に対して、習近平同志を核心とする党中央の堅固な指導の下、全国上……
田中 修