3月5日、全人代が開催され、李克強総理が政府活動報告(以下「報告」)を行った。このうち、2021年の経済政策関連部分の主要なポイントは以下のとおりである[1]。
1.構成構成は簡素化され、第1章は2020年の政策回顧、第2章は第14次5ヵ年計画期間の主要目標任務、第3章は2021年の重点政策であり、この中で発展の主要目標と今後の総体手配、2021年の重点政策を個別に列挙している。
活動任務の比較
2021年
2020年
1.マクロ政策の連続性・安定性・持続可能性を維持し、経済運営を合理的区間で促進
2.重点分野の改革を深く推進し、市場主体の活力を更に大きく奮い立たせる
3.イノベーション駆動に依拠し、実体経済の質の高い発展を推進し、壮大な新動力エネルギーを育成
4.内需拡大という戦略基点を堅持し、国内市場の潜在力を十分発掘
5.農村振興戦略を全面……
田中 修