習近平総書記は、1月11日、中央党校の「省部レベル主要指導幹部党19期5中全会精貫徹専門課題検討班」開業式において、重要講話を行った。開業式には政治局常務委員、王岐山国家副主席、党中央政治局委員、国務委員、全人代常務副委員長、最高人民法院院長、最高人民検察院検察長、全国政協党員副主席、中央軍事委員、民主党派中央責任者、全国工商聯責任者等が出席し、李克強総理が挨拶を行うなど、物々しいものであり、この重要講話を全幹部に徹底させる狙いがあったものと思われる。
この重要講話「新たな発展段階を把握し、新発展理念を貫徹し、新たな発展の枠組を構築する」の全文が『求是』5月1日号に公表された。本稿では、この概要を紹介する。なお、重要な部分は、ゴシックで示した。
党19期5中全会閉幕以降、各地方・各部門は党中央の要求に基づき、全会精神の学習・理解、宣伝・説明、貫徹・実施において、大量の活動……
田中 修