李克強総理は、1月19日国務院全体会議、20日専門学者・業界との座談会、21日教育・科学・衛生・スポーツと末端大衆代表との座談会、25日民主諸党派責任者・無党派人士との座談会、をそれぞれ開催し、政府活動報告(意見徴求稿)を議論し、意見・建議を聴取した。また、26日には在中国外国専門家との座談・交流を実施した。
本稿では、各会議・座談会における李克強総理の発言の概要を紹介する。
1.国務院全体会議(1月19日)
国務院が全人代に活動を報告し、人民の監督を受けることは、憲法が規定する重要な職責である。
政府活動報告をしっかり起草して、民の声を聴き良い発言を受け入れ、人民大衆・市場主体・社会各界の強い関心に的確に応えることは、コンセンサスを凝集し、実際的な手段を多く考え、自信を奮い立たせ、2022年の政府……
田中 修