本稿では、4月20・27日、5月5・11日の国務院常務会議及び5月7日の全国雇用安定政策テレビ電話会議の概要を紹介する。なお、重要なフレーズはゴシックで示している。
1.国務院常務会議(4月20日) (1)食糧安全保障雇用安定と物価安定はいずれも経済を合理的区間で運営するための主要な支えである。食糧等の重要農産品の生産・供給の安定は、経済社会の大局の安定の維持とりわけ物価の安定・民生の保障にとってバラストの役割を有し、現在国際食糧市場の不確定性が増加し、一部の国家が高インフレの情況下では、とりわけ重要である。
わが国の食糧の供給・備蓄は充足しており、今年春の作付けが着実に展開されていることは、食糧安全を保障するものである。党中央・国務院の手配を実施し、春季農業生産に深くしっかり取り組み、年間の食糧豊作を確保しなければならない[1]。
①年間の食糧の作付け面積・生……
田中 修