国務院弁公庁は4月25日、「消費の潜在力の一層発揮、消費の持続的回復促進に関する国務院弁公庁意見」(日付は4月20日、以下「意見」)を公表した。本稿では、公表文と国家発展・改革委員会責任者の記者インタビュー、「意見」の柱建てを紹介する。
1.公表文(新華社北京電2022年4月25日)「意見」は、次のように指摘する。消費は最終需要であり、国内大循環のカギとなる部分・重要なエンジンであり、経済にとって持久的な牽引力を備えており、民生の保障・改善に関わる。
習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を深く貫徹し、新発展理念を完全・正確・全面的に貫徹し、新たな発展の枠組を早急に構築し、協同で力を発揮し、長期と短期を併せ考慮し、施策を総合して消費の潜在力を発揮させ、消費の持続回復を促進するため、「意見」は、目標志向と問題志向を結びつけ、短期支援と中長期促進を併せ考慮すると……
田中 修