李強総理は7月6日、経済情勢専門家座談会を開催し、当面の経済情勢と経済政策をしっかり実施することについて、意見・建議を聴取した。座談会には、丁薛祥副総理も出席した。本稿では、座談会の概要を紹介する。併せて、この座談会で李強総理が述べた、政府と民営企業との意思疎通と交流のメカニズムの実施情況も紹介する。なお、重要なフレーズはゴシックで示している。
1.経済情勢専門家座談会(7月6日) (1)専門家の見解[1]今年に入り、複雑・峻厳な外部環境の下、わが国の経済運営は引き続き回復上昇・好転し、巨大な発展の強靭性を示している。
現在、少なからぬ困難・試練に直面してはいるものの、それ以上に多くの有利な条件とポジティブな要因が累積されており、わが国の経済発展の見通しについては十分自信をもつべきである。
彼らはまた、経済運営における問題について、意見・建議を提起し……
田中 修