既に以前のレポートでも紹介したが、7月に入り、政府は民営企業・外資企業との意思疎通・交流のための座談会を繰り返し開催している。以前のレポート[1]で、7月3日・10日の国家発展・改革委員会の民営企業家座談会、7日の工業・情報化部の「専門的・精密・特色ある・革新的」中小企業との座談会[2]、12日の李強総理によるプラットフォーム企業座談会を紹介したが、本稿では座談会開催の趣旨について述べた7月18日の国家発展・改革委員会の記者会見と、その後開催された各座談会の概要を紹介する。
1.国家発展・改革委員会国民経済総合司 李慧副司長の会見(7月18日)国務院の手配に基づき、最近わが委員会は民営企業との意思疎通・交流メカニズムを確立した。7月3日・10日・17日、鄭柵潔主任は3回の民営企業家座談会を主催し、一部民営企業責任者と対面で深く討論・交流を進め、民営企業の経営・発展情況、直面する困難・……
田中 修