今回は、6月5日の国務院特別テーマ学習会、7日・26日の国務院常務会議、11日の中央改革全面深化委員会、12日の人民銀行保障性住宅再貸出政策推進会、18-19日の習近平総書記の青海視察、19-20日の習近平総書記の寧夏視察、25日に国家発展・改革委員会鄭備副主任が全人代常務委員会に行った「民営経済発展促進情況に関する国務院報告」、25日の人民銀行貨幣委員会第2四半期(4-6月期)例会の概要を紹介する。なお、重要なフレーズはゴシックで示している。
1.国務院特別テーマ学習会(6月5日)
今回のテーマは「国務院組織法を深く貫徹実施し、法治政府の建設を着実に推進する」であり、中国政法大学の馬懐徳校長が講演した。国務院からは丁薛祥・何立峰副総理、呉政隆国務委員が発言を行った。李強総理の締めくくりの発言の概要は、以下のとおりである。
習近平法治思想と、全面的に法に基づき国を治める……
田中 修