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はじめに

　今回は、10月8日の国務院特別テーマ学習会、9日公表の人民銀行・財政部協同作業チームの会議、15－16日の習近平総書記の福建省視察、18日・25日の国務院常務会議、20日の国家級経済技術開発区40周年座談会、22－24日の李強総理の寧夏・内モンゴル視察、25－26日の全国民政会議、29日の中央党校省部級指導幹部20期3中全会精神特別テーマ検討班の概要を紹介する[1]。なお、重要なフレーズはゴシックで示している。

 

１．国務院特別テーマ学習会（10月8日）

　テーマは、「マクロ政策の方向の一致性を増強し、政策の協同を強化して実施効果を高める」である。講師は、中国マクロ経済研究院の黄漢権院長である。なお、ここに王小洪国務委員・公安部長が同席しているのは興味深い。

　マクロ政策の方向の一致性増強は、マクロ・コントロールの効果を高めるための重要な掴みどころである。

現在、マクロ経済ガバナ……

田中　修