前回のコラムでは、海外における特許出願戦略の構築について紹介し、権利保護の第一防衛線をどのように築くかを解説しました。また、今後のすべての権利保護活動に不可欠な権利の基盤と戦略的支点を提供しました。しかし、戦略の構築はあくまで出発点に過ぎず、権利保護は受身で待つだけでは不十分であり、より積極的な取り組みが求められます。今回は、第3回目として「越境ECにおける知的財産権の積極的権利保護戦略」について取り上げます。確固たる権利基盤を築いた上で、企業が本当に構築すべきなのは、あらゆる領域をカバーし、全プロセスにわたり、全社員が連携する積極的な権利保護システムです。これにより、リスクの早期警戒、権利侵害が発生した際の迅速な対応、損害発生後の厳格な責任追及を実現し、海外展開における知的財産権の防衛線を強化することができます。
1、制度枠組みの整備、権利保護のルールと保障の明確化……
車衛東