「中国工会章程(修正案)」(労働組合定款)の冒頭は、「中国の労働組合は、中国共産党が指導する労働者が、自由意志により結成する労働者階級の大衆組織である。それは党と労働者を繋ぐ架け橋や紐帯であり、国家政権の重要な社会的支柱であり、そして会員と労働者の利益を代表するものである」の言葉で始まる。
「中国工会章程」ではさらに、中国の労働組合は社会主義市場経済の下、中国の特色ある社会主義労働組合が歩む発展の道を堅持し、組織化して、労働者の権益を確実に維持・擁護するという活動方針を堅持すること、労働者を基礎とすること、法により科学的に権益を維持・擁護する観点を自発的に持つこと、労働者の経済、政治、文化及び社会権利を維持・擁護し、労働関係と社会利益関係の調整に参与すること、調和の取れた労働関係を構築するよう努力すること、経済発展と社会の長期安定を促進すること、全面的な小康社会を建設し、社会主……
立花 聡